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撮影方法

画面の記録:キャプチャを使いこなそう

画面を写し取ることを画面収録といい、写真のように記録したものを画面写真、動画のように記録したものを画面動画といいます。パソコンや携帯電話の画面に表示されている内容を、そのまま画像や動画として残せるので、様々な場面で役立ちます。 例えば、インターネットのホームページで見つけた重要な情報や気に入った記事を保存したい時、画面写真として残しておけば、後でいつでも見返すことができます。また、思いがけない操作の誤りや不具合が発生した際に、画面に表示されたお知らせを画面写真に撮っておくと、原因を調べる手がかりになります。さらに、その画面写真を相談窓口に送れば、的確な助言を得られるでしょう。 画面収録は、仕事の場面でも役立ちます。例えば、会議や説明会で資料を画面に映しながら説明する際に、参加者に画面を見せながら説明している様子を画面動画として記録しておけば、参加できなかった人にも同じ内容を伝えることができます。また、資料の一部として画面写真を使うことも可能です。例えば、操作の手順を説明する資料では、各手順で画面がどのように変化するかを画面写真で示すと、理解しやすくなります。 遊びの場面でも画面収録は大活躍です。携帯電話のゲームで良い成績を残した時など、ゲーム画面を動画として記録し、仲間と共有したり、動画投稿場所に公開したりすることで、楽しさを分かち合うことができます。このように、画面収録は、記録を残したり、情報を伝えたり、楽しさを共有したりと、様々な用途で活用できる便利な技術です。日々の暮らしの中で、画面収録をうまく活用することで、より便利に、より楽しく過ごすことができるでしょう。
保存

画像形式BMPについて解説

みなさんは、絵を描く時にどんな画材を使いますか?色鉛筆や水彩絵の具など、色々な画材があるように、パソコンで扱う絵にも様々な種類があります。今回はその中でも、「ビットマップ」と呼ばれる種類の絵についてお話します。パソコンの絵の世界では、これは「BMP」という名前で知られており、窓付きのパソコンでは標準的に使われている、とても基本的な種類の絵です。 BMPの絵は、小さな色の点が集まってできています。一つ一つの点はとても小さく、肉眼ではほとんど区別がつきません。これらの小さな点は、まるで細かいタイルのようにびっしりと並んで一枚の絵を作り上げています。この小さな点のことを「画素」と呼びます。一つ一つの画素にはそれぞれ色が付いており、赤や青、緑など、様々な色の画素が組み合わさることで、私たちが目にする写真やイラストが表現されます。 BMPは、この画素の色情報をそのまま保存しているため、とても素直な絵の保存方法と言えます。複雑な処理をしていないので、パソコンはBMPの絵を読み込むのも表示するのも得意です。そのため、窓付きのパソコンでは、BMPの絵はすぐに開いて見ることができます。よく目にする、絵のファイル名の最後に付いている「.bmp」という部分は、その絵がBMP形式であることを示す目印です。 BMP形式の大きな特徴の一つに、色の表現力の高さが挙げられます。色の種類を豊富に表現できるため、写真のような、色の変化が滑らかな絵を描くのに適しています。一方で、色の情報をそのまま保存しているため、ファイルの大きさが大きくなってしまうという側面もあります。例えば、同じ大きさの絵でも、色の数が少ない絵と比べると、BMP形式の絵はファイルサイズが大きくなります。 このように、BMP形式は、色の表現力が高い反面、ファイルサイズが大きくなるという特徴を持っています。この特徴を理解することで、どんな時にBMP形式を使うのが適切なのかが見えてきます。次の章では、BMP形式の具体的な使い方や、他の絵の種類との違いについて、さらに詳しく見ていきましょう。